怒涛の週末・素敵なゲスト
4日目、木曜日になると、週末に向けてキャッスルはぐっと混んできます。
W.C.FIELDS
BARがはじまり、金曜日には週末だけの劇場PELLER THEATREも開きます。
PALACE OF
MISTERYの公演も、3回すべて満席です。クラシックな美しい劇場を埋め尽くすドレスアップしたお客様、盛り上がりも最高潮に達します。今まで経験したことのないステージ
は、毎回新鮮な喜びと感動で一杯です。一回、一回を大切に、楽しんで演じようと心の底から思いました。
新
聞に載ったこともあり、わざわざ見に来てくださる日系のお客様も沢山いらっしゃいました。夜の営業時間は21歳未満は入れないキャッスルですが、新聞を手
に「どうしても見せてほしい」といらしたマジックを勉強中の学生さんを無下にはできず、ゴールドフィンガー師が特別ゲストとして入城させてくださいまし
た。感激して楽屋まで訪ねてくださり、私も嬉しくなりました。
金曜日には、マジックキャッスルのオーナー、ミルト・ラーセン師が、わざわざ見に来てくださいました。
めったにお出でにならないラーセン師にご覧いただけて、本当に光栄です。
ラーセン師は「Toshiko! とても、素晴らしかった。見事!」と、同世代の私の舞台を心から喜び、褒めてくださいました。私も感激しました。
島田晴夫師もご夫妻で見に来てくださいました。
島田師には、何度もご覧いただき、アドバイスを頂戴しました。キャッスルならではのことです。いろいろとお話をさせていただき、大変勉強になりました。とても気さくで優しい方で、本当にお世話になりました。
前の週の出演者のミスティナ師もご主人のブライアン師と見てくださいました。
ミスティナ師は「綺麗で素晴らしい!」と日本のマジックにとても興味を持ってくださいました。私と変わらない背丈なのに、舞台では大きくミステリアスで素敵な方です。
ブライアン師は、PALACE
OF MISTERYの舞台監督です。リハーサルを含め、本当に毎日お世話になりました。
柳田昌宏師(左)にも、何度も見ていただきました。緒川集人師の師匠で、バイタリティあふれる頼りになる方です。大変お世話になりました。翌週のW.C.FIELDS
BARに出演されましたが、木曜日からなので見ることができませんでした。とても残念です。
緒川集人師(右)も翌週のPARLOURに出演され、こちらは運良く見ることができました。キャッスルの舞台に立った集人師はまさに圧巻で、流石、世界の“SHOOT
OGAWA"でした。